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2009年度研究内容

VPS-HA使用による血漿NOx値と血圧変動

研究者
寸田 康雄医療法人友仁会 友仁山崎病院 ME科
山本 奈津子医療法人友仁会 友仁山崎病院 ME科
中村 明弘医療法人友仁会 友仁山崎病院 ME科
田中 正義医療法人友仁会 友仁山崎病院 透析センター
浜 幸美医療法人友仁会 友仁山崎病院 透析センター
作本 仁志医療法人友仁会 友仁山崎病院 内科
永作 大輔医療法人友仁会 友仁山崎病院 内科
宮田 茂雄星薬科大学薬物治療学教室
亀井 淳三星薬科大学薬物治療学教室

キーワードビタミンE固定化ダイアライザ、NOx、血圧、動脈硬化

要旨

糖尿病性腎症の維持透析者9名に対してビタミンE固定化ダイアライザ(VPS)を使用し、血漿NOx値と血圧変動について検討した。透析前血漿NOx値は、9例中8例は減少傾向または同様の値で推移した。血圧に関してはVPS変更前に比し、6ヶ月後において透析後半の血圧低下が有意に抑制された。動脈硬化あり群では膜変更前に比し変更後、透析前血漿NOx値が有意に減少した。血圧変動は動脈硬化あり群で、VPS変更前に比し6ヶ月後の透析中血圧低下が有意に抑制された。これらのことからVPSの使用は、心血管系イベント症例に対し透析後半の血圧低下の緩和に期待できると考えられた。

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