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2009年度研究内容

VPSによる透析低血圧への検討 -多施設共同研究-

研究者
是本 昌英旭化成クラレメディカル株式会社
白井 亨拓赤穂市民病院
高原 典子赤穂市民病院
成田 孝行旭川厚生病院
松田 訓弘旭川厚生病院
森 達也旭川厚生病院
高橋 昌宏旭川厚生病院
津田 孝広気仙沼市立病院
菅原 敏彦気仙沼市立病院
岡田 康弘気仙沼市立病院
高橋 美喜子浩和医院
磯谷 孝浩和医院
田村 英嗣浩和医院
工藤 興壽浩和医院
佐藤 浩平浩和医院
高谷 季穂社会保険滋賀病院
熊木 貴子社会保険滋賀病院
井上 一生社会保険滋賀病院
有村 徹朗社会保険滋賀病院
木幡 宏実仙台社会保険病院
佐藤 尚也仙台社会保険病院
槇 昭弘仙台社会保険病院
木村 朋由仙台社会保険病院
田熊 淑男仙台社会保険病院
平井 友之水島協同病院
七瀬 まこと水島協同病院
岡本 晃水島協同病院
杉山 信義水島協同病院
川上 千鶴水戸済生会総合病院
平根 佳典水戸済生会総合病院
海老原 至水戸済生会総合病院
宮原 孝明水戸済生会総合病院
山本 奈津子友仁山崎病院
中村 明弘友仁山崎病院
寸田 康雄友仁山崎病院
武本 仁志友仁山崎病院
永作 大輔友仁山崎病院
宮田 茂雄星薬科大学
亀井 淳三星薬科大学
高妻 卓司旭化成ファーマ株式会社
加藤 敦子旭化成クラレメディカル株式会社
尾高 寛明旭化成クラレメディカル株式会社
真庭 俊嗣旭化成クラレメディカル株式会社

キーワード透析低血圧、VPS-HA、糖尿病性腎症、血清アルブミン、血漿NOx

要旨

背景:糖尿病透析患者は、血管障害及び神経障害が原因となり、透析中の血圧低下リスクが高いことが報告されている。また、透析中の著しい血圧低下は、死亡リスクが高く、患者QOLを下げている。

目的:ビタミンE固定化ポリスルホンダイアライザ(VPS-HA)を用いて、透析中の血圧変動や各種マーカーを調査し、VPS-HAが糖尿病の透析患者にどのような影響を与えるか検討する。

対象:糖尿病を合併している維持透析患者のうち、透析中に3割以上の血圧低下(収縮期)を起こす症例、及びそのリスクを潜在的に保有し予防的な処置を伴っている62症例。

方法:従来のダイアライザからビタミンE固定化PS膜ダイアライザVPS-HAに変更して経過を観察した。
エントリー時に該当した62症例を、試験開始時に透析中の収縮期血圧が実際に3割以上低下する群(低下群)と、低下しない群(正常群)に分けた。これら2群の収縮期血圧、拡張期血圧、脈圧、血漿NOx、血清アルブミン、血清グリコアルブミン、血糖、UN、Hb、HbA1cについて検討した。

結果:VPS-HAに変更後、低下群では3ヶ月目以降で血圧低下率の有意な緩和と透析前血清アルブミンの有意な上昇が認められた。

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