10月末から11月初旬まで2週間ほどスリランカに一人旅をしてきました。(2018年8月-9月にかけても3週間ほどスリランカを旅していました。)スリランカに行く前はインドネシアのバリ島に滞在しており、仕事がひと段落したため、自身のリトリートのためにスリランカに行きました。アーユルヴェーダが有名なスリランカではとにかく肉体的、精神的に自分を癒すことを目的としていました。滞在したエリアは空港から近くのネゴンボ、またローカルバスに乗りキャンディ、ローカルの友人と合流しヌワラエリアという場所を訪れました。

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ネゴンボではジェットウィングアーユルヴェーダパビリオンというアーユルヴェーダに特化したホテルに1週間ほど滞在しました。日本人向けのホテルで施設やお部屋はとても清潔で、そこに泊まっている人はホテルから出たくないと感じるほど快適なホテルです。1日の宿泊費は2万5千円ほどで決して安くはありませんが、毎日、朝ヨガ、3食のアーユルヴェーダ食、ドクターのコンサルテーション、2-3時間ほどのアーユルヴェーダの施術が受けることができます。

私はこれまでアジア、ヨーロッパを中心に15か国ほど世界を旅してきましたが、このホテルのレストランの食事はこれまで訪れた中で1番美味しいと感じたお気に入りのレストランです。アーユルヴェーダ食のためお肉は一切使用されていませんが、新鮮な野菜やフルーツを中心とした食事は身体に優しく、しっかり満足感も得られ、何よりとても美味しかったです。

今回も1人旅でしたが、スリランカの人々はとにかく親切でフレンドリーのため、一人で道を歩いていると気軽に話をかけてきます。ビーチに座ってゆっくり海を眺めている時も1時間で8人ほどのスリランカ人に話をかけられました。日本人に対してとても尊敬の念を持っているようで、私が日本人であることを伝えただけでとても親切にしてもらえました。一人でゆっくりしたいときには正直そっとしておいてくれと思うこともありましたが(笑)、そんなローカルの人々のおかげで一人旅ではあったものの寂しい思いをすることなく2週間過ごすことができました。

また残りの1週間はホームステイをしたのですが、オーナーさんに気に入られ、毎晩スリランカ料理を振る舞ってもらいました。スリランカ人はカレーをよく食べることで有名ですが、本当に多くの人が毎日カレーを食べていました。朝、昼、晩と1日3食カレーを食すツワモノもおり衝撃でした。また炭水化物が中心の食事が多いため、スリランカ女性はぽっちゃりしている人が多いです。現地の女性に“あなたはどうしてそんなにスリムなの?秘訣を教えてちょうだい!と懇願されました。

ネゴンボからキャンディーまでは格安のローカルバスで移動したのですが、外国人はほとんどおらず、そのバスでは私だけが唯一の外国人でした。公共交通機関のバスの他にも、現地人が自身で所有しているバスを使用し運転していることもあり、ドライバーによってはローカル人の倍の値段を請求してくるような人もいます。大都市であれば基本英語で会話ができますが、年配の方や地方のエリアに行くとみんなが英語を話すわけではないのでコミュニケーションを図ることが難しくなります。

後部座席にどれだけ空きスペースがあってもなぜか隣に座りたがるスリランカ人男性。好奇心旺盛なのか、公共の場所であっても、初対面であっても平気でボディタッチをしてきます。私はネゴンボからキャンディまでの4時間、ひたすらボディタッチされまくりました。女性の一人旅の方はお気をつけください。また、運悪くエアコンなしのバスに乗ってしまったため、とにかくバス中体臭がひどかったです。

旅行後、母とホリデー日帰り旅行に行きましたが、やっぱり日本のごはんは何を食べても美味しかったです。どこへ行ってもきれいに清掃されていて、トイレも気持ち良く利用できます。バスでも安心してゆっくり眠ることができました。